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概要

情報メディア基盤センター(IMC)では,2025年度以降,主に教育目的でのご利用のためにMATLAB Concurrent Licenseを契約します.本ライセンスはIMCの教育用端末(第1端末室,第2端末室,マルチメディア教室)にインストールされ,教育用端末を使用する方であればどなたでも使用可能です.

2025年度にMATLABを研究でご利用の方は,原則として各自でIndividual Licenseのご契約をお願いいたします.ただし,上記のConcurrent Licenseを有効利用する観点から,研究室向けにサブネット単位でConcurrent Licenseを利用可能とする実験サービスを行います.実験サービスへの参加をご希望の方は,IMCまでお問い合わせください.なお,センターが契約するConcurrent Licenseで利用可能なToolboxやライセンス数はこちらからご確認いただけます.

MATLAB Concurrent License の実験サービス

サブネット(研究室)を単位としてConcurrent Licenseを利用可能とする実験サービスを行います.実験サービスの利用料は無料です.ただし,急な仕様変更や,利用できなくなる可能性があります.また,正式サービスとして展開する時点で,適当な利用料を設定する予定です.正式サービスとしての展開は2026年度を予定しております.

実験サービスに参加を希望する研究室は,以下の必要情報を記入したメールを,supports@imc.tut.ac.jp に送ってください.メールの送信は教員からお願いいたします.なお,2025年3月に行った利用希望調査にご回答いただいた方は,再度メールを送る必要はありません.

  • 研究室のサブネットアドレス
    ブロードバンドルータを使用している場合は WAN 側の IP アドレス
  • 計算機管理者の氏名・所属・連絡先(内線番号とメールアドレス)

FAQ

有料のサービスですか?

実験サービスの利用料は無料です.ただし,急な仕様変更や,利用できなくなる可能性があります.また,正式サービスとして展開する時点で,適当な利用料を設定する予定です.正式サービスとしての展開は2026年度を予定しております.

どのように実現していますか?

センターでは多数の MATLAB Concurrent License を保有しています.これは,

  • インストール台数は制限されない
  • 同時に起動できる台数はライセンス上限まで

という形態のライセンスです.

このライセンスは,技術的には,1台のライセンスサーバ(ライセンスマネージャ)と複数台のクライアント(実際に MATLAB がインストールされる端末)から構成されます.クライアントは,一定時間おきにライセンスサーバに対して MATLAB が起動中であることを通知します.その通知に従って,ライセンスサーバは,現在実行中の MATLAB のライセンス数を把握し管理します.

本サービスは,ライセンスサーバに対して「どこのサブネットのクライアントからのライセンス要求を受け付けるか」「何ライセンスまでの要求を受け付けるか」という設定を適切に記述することによって,実現されています.よって,MATLAB をインストールする端末は必ず登録済みのサブネットに接続されている必要があります.

同じサブネットに複数の研究室があります

1つの研究室と見なされます.

学外から VPN 経由で利用できますか

できません.

どのツールボックスが使えますか

一覧表に記載されているツールボックスが利用可能です.

使いたいToolboxがインストールされていません

研究分野によって必要なToolboxが大きく異なるため,どのようなToolboxを保有するべきか,実験サービスを通して検討したいと考えています.まずは,センターまで問い合わせてください.

研究室で保有しているToolboxを同時に利用したい

研究室で保有している Individual License とIMCが契約するConcurrent License を同時に利用することは原則としてできません.

例外として,MATLAB 本体が Individual License,Toolbox が Concurrent License の組み合わせは,利用することが可能です.この組み合わせでのご利用を希望される場合は,事前にIMCまでご相談ください.

Campus-Wide License から Concurrent License(実験サービス)への移行について

MATLAB Campus-Wide Licenseは,2024年度末をもって契約終了となりました.Campus-Wide Licenseではすべての製品がインストール可能でしたが,Concurrent Licenseなど,通常のアカデミックライセンスでは利用可能な製品が限定されます.そのため,利用できない製品がインストールされていると混乱を招く恐れがあります.

Campus-Wide Licenseから既存のアカデミックライセンスへの移行に際しては,基本的にすべてのソフトウェアを一旦アンインストールし,既存のアカデミックライセンスで再インストールすることをお勧めします.これにより,最終的には、余計なトラブルを避け,スムーズな移行が可能です.

Concurrent License(実験サービス)のインストール手順

研究室のPCにIMCが契約するConcurret Licenseをインストールして利用するには,事前に実験サービスへの応募が必要です.このライセンスは,IMCにて稼働しているライセンスサーバで認証を行うことにより利用可能となります. 

以下手順の画像は2020aとなっていますが公開中のバージョンと手順に差違はありません.異なるOSや、古いバージョンを希望する方は情報メディア基盤センターまでお知らせください.

1. IMCサイトからインストーラ、ファイルインストールキー、ライセンスファイルをダウンロードして下さい.

2. インストーラを起動し「ファイル インストール キーを持っている」を選択して,「次へ」をクリックしてください.

3. ライセンス許諾の項目に同意して,「次へ」をクリックしてください.

4.ファイルインストールキーに記載されている内容を入力し,「次へ」をクリックしてください.

5. ダウンロードして保存しておいたライセンスファイルを参照して,「次へ」をクリックしてください.

6. インストールフォルダーを入力して,「次へ」をクリックしてください.

7. インストールしたいものをチェックし,「次へ」をクリックしてください.

8. 任意の設定を行い,「次へ」をクリックしてください.

サポート窓口

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