研究利用 MATLABライセンス
概要
本学で契約してきたMATLAB Campus-Wide Licenseは,2025年3月31日をもって契約終了となりました.2025年4月1日より最長1ヶ月間,猶予期間としてCampus-Wide Licenseとほぼ同等の機能が使用可能となります.後述するConcurrent Licenseのための設定が完了でき次第(IMCにて4月中に実施),Campus-Wide License は完全に使用不可能となります.2025年度にMATLABを研究でご利用の方は,原則として各自でIndividual Licenseのご契約をお願いいたします.
2025年度は,主に教育目的でのご利用のためにMATLAB Concurrent Licenseを契約します.本ライセンスはIMCの教育用端末(第1端末室,第2端末室,マルチメディア教室)にインストールされ,教育用端末を使用する方であればどなたでも使用可能です.また,研究室向けにはサブネット単位でConcurrent Licenseを利用可能とする実験サービスを行います.実験サービスへの参加をご希望の方は,IMCまでお問い合わせください.なお,Concurrent Licenseで利用可能なToolboxやライセンス数はこちらからご確認いただけます.
Concurrent License を利用する場合のインストール手順
研究室のPCにIMCが契約するConcurret Licenseをインストールして利用するには,事前に実験サービスへの応募が必要です.このライセンスは,IMCにて稼働しているライセンスサーバで認証を行うことにより利用可能となります.
以下手順の画像は2020aとなっていますが公開中のバージョンと手順に差違はありません。異なるOSや、古いバージョンを希望する方は情報メディア基盤センターまでお知らせください.
1. IMCサイトからインストーラ、ファイルインストールキー、ライセンスファイルをダウンロードして下さい.
2. インストーラを起動し「ファイル インストール キーを持っている」を選択して,「次へ」をクリックしてください.
3. ライセンス許諾の項目に同意して,「次へ」をクリックしてください.
4.ファイルインストールキーに記載されている内容を入力し,「次へ」をクリックしてください.
5. ダウンロードして保存しておいたライセンスファイルを参照して,「次へ」をクリックしてください.
6. インストールフォルダーを入力して,「次へ」をクリックしてください.
7. インストールしたいものをチェックし,「次へ」をクリックしてください.
8. 任意の設定を行い,「次へ」をクリックしてください.
MATLAB Campus-Wide License(契約終了)
MATLAB Campus-WIde Licenseは,大学全体で MATLAB を利用するための包括ライセンス契約です.したがって,MATLAB Campus-Wide ライセンスを契約すると,各教員が個別に MATLAB を購入する必要は原則としてなくなります.
本ライセンスは,2025年3月31日をもって契約終了となりましたが,2025年4月1日より最長1ヶ月間,猶予期間としてCampus-Wide Licenseとほぼ同等の機能が使用可能となります.IMCによりConcurrent LIcenseに移行する設定が完了しますと,このライセンスの機能は使用できなくなりますのでご注意ください.
- 教育・研究目的の利用のみ可 (商用利用は不可)
- 在籍される全ての学生・教職員で利用可能
- ネット環境下で学生・教職員が 各自のPCを使って利用可
- インストール台数上限なし
Campus-Wideライセンスの詳細は以下のご参照ください。
利用開始方法
以下のスタートアップガイドを参照しながら進めてください。
MATLAB の使用をさらに 1 年間継続するには,ライセンスファイルを更新する必要があります。
MathWorksアカウントを作成する際に使用するメールアドレスはG Suite用メールアドレス(@tut.ac.jp)です。
G mailにログインする際のG Suite用終身メールアドレス(@tut.jp)とは異なりますので注意ください。
ご自分のメールアドレスは https://imc.tut.ac.jp/config/ から確認できます。
正:tempaku.taroh.xx@tut.ac.jp
誤:tempaku.taroh.xx @tut.jp
その他サービス
サポート窓口
サポート窓口はMathWorks社様でご用意いただけることになりました。
インストールサポート |
ダウンロード、インストール、 スタートアップ関連 |
03-6367-6718 |
カスタマーサポート |
ライセンス関連、コンタクト情報、 アクティベーション関連 |
03-6367-6717 |
テクニカルサポート (教職員限定) |
製品機能、バグ報告、改善要望、 ドキュメンテーション |
03-6367-6707 |
FAQ
利用料はいくらですか?
2023年度は,教員または研究室の構成員(学部生除く)が研究目的で利用する場合,教員がライセンス費用の一部を負担することになりました.利用料は研究で使用する大学院生の人数に応じた金額となります.教育目的でのみ利用など,研究で利用しない場合は無料です.
学外で利用できますか?
できます.
私物のPCにインストールできますか?
できます.
卒業・退職・転出後も利用できますか?
できません.必要な場合は,個別に Mathworks 社と契約してください.
どのツールボックスが使えますか?
スタートアップガイド
設定変更は必要ですか?
MATLAB ライセンス有効利用実験の利用者は,設定変更は不要です.
ご自身で MATLAB ライセンスを購入して利用されている利用者は,以下のどちらかを選択して頂く必要があります.
- 現用の MATLAB ライセンスを休眠して,Campus-Wide ライセンスに移行する
- 現用の MATLAB のライセンスをそのまま利用する
大学全体のライセンス費用の最適化の観点から,原則として(1)をお勧めしています.(2)の場合は,これまでと同様にライセンス費用を負担して頂く必要があります.
ライセンスの休眠とは?
ライセンスの休眠とは,Campus-Wide ライセンス契約期間中の保守費用の免除を申請する制度です.休眠しないままで放置しておいた場合には,保守費用の負担が発生し,また,保守費用を支払わない場合にはライセンスが失効します.
ライセンスを休眠していると,Campus-Wide ライセンス契約期間中は保守費用が発生しません.また,本学が,Campus-Wide ライセンスから離脱した場合には,休眠していたライセンスの利用を再開することができます(再開時点からの保守費用は別途必要です).
ただし,ライセンスを休眠してしまいますと,ライセンス保有者が他大学や他機関に異動した場合であっても,本学が Campus-Wide ライセンスから離脱しない限り,休眠を解除できないという制限があります.
MATLAB ライセンスの新規取得費用は,おおよそ,保守費用の4年分に相当します.したがって,
- 本学が Campus-Wide License の契約を4年以上契約している場合,かつ,
- 4年以内に他大学・他機関に MATLAB ライセンスを移動しなければならない場合
という2条件を満たす場合には,休眠しない方が良い可能性があります.4年目以後に他大学・他機関に異動する場合には,ライセンスを休眠しておいた上で,必要な場合は新規に再取得して頂いた方が費用負担は安くなるはずです.
また,休眠については,Mathworks 社が指定した日時までに手続きしないと,Campus-Wide ライセンス開始後に休眠することができません.急な話で大変申し訳ないのですが,どうぞご検討をお願いします.
これまで使っていたライセンスを休眠して、Campus-Wide ライセンスに乗り換える場合の設定手順は?
Campus-Wide Licenseの更新方法を参照下さい。
研究室で保有しているツールボックスを同時に利用したいんだけど?
Mathworks社に問い合わせをお願いします.