ホスティングサービス ホスティングサービス(共通サーバ)の利用について
2008年7月18日より,正式サービスを開始します. 不明な点があれば,FAQを確認の上,情報メディア基盤センター supports@imc.tut.ac.jp までお問い合わせ下さい.
- 一般ユーザ向け情報(所属している系・センター・研究室が共通サーバを利用している場合)
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個人ページ(例: http://example.imc.tut.ac.jp/~user1/)のためのコンテンツを置くには,以下の手順を行ってください.
- xdev.edu.tut.ac.jp に SSH でアクセス.
- 各自のホームディレクトリ直下に public_html という名前のディレクトリを作成.
- コンテンツを scp/sftp などで置く.
- 管理者向け情報(所属している系・センター・研究室用の共通サーバを管理している場合)
- 利用を検討している人は,本ページの続きを読んでください.
概要
共通サーバの利用を申し込むと,以下のサービスが利用できます.
- ウェブサーバ
- メールサーバ
- メーリングリストサーバ
- DNSサーバ
なお,第4レベルドメインの割り当てを希望する場合は,ポリシーに基づいて割り当てを受けて下さい.また,第5レベルドメインの割り当てを希望する場合は,第4レベルドメインの管理者の承認を事前に受けて下さい.
申請方法
- Web申請システムは以下のURLです
- 新規の方
- 「新規作成」ボタンから申請お願いします
- 継続利用される方
- 継続利用申請できるのは申込をされた方のみです.
- 「前年度の申請」の「継続利用」ボタンをクリックしてください.
- 入力フォームには現在の登録状況が記載されていますので,必要に応じて内容を編集し,「登録」ボタンをクリックしてください.
- 連絡先,学年等に変更がないかご確認ください.
サービス内容
共通サーバでは,仮想ドメインの環境を提供します.
- 現在使っている(もしくは新規の)ドメインのメールサーバや Web サーバをセンターの機器で提供します.
- あるドメインのユーザ名をセンターのアカウントと対応づけることができます.これにより,以下のようなことが可能になります.
- あるドメインのユーザ宛てのメールを情報メディア基盤センターの任意のアカウントで受け取る
- 情報メディア基盤センターのホームディレクトリ下に置いたコンテンツを,あるドメインのユーザの個人 Web ページとして公開する
- あるドメインのメールエリアス(宛先の別名登録)を自由に設定することができます.これにより簡単なメーリングリストを作れます.
- あるドメインの Web サーバのコンテンツを遠隔から編集・登録し公開することができます.
以下では,example.imc.tut.ac.jp という仮想ドメインを申請した場合の例を記述しています.
ウェブサーバ
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http://example.imc.tut.ac.jp/ という URL のウェブサーバが利用できます.
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http://www.example.imc.tut.ac.jp/ という URL でもアクセスできます(DNS の設定は別途必要ですが).
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- ウェブサーバのコンテンツ管理は,ウェブフォルダ(WebDAV)経由で行います.
- ウェブフォルダのURLは,以下の通りです.
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ウェブ本体: https://imc.tut.ac.jp/dav/example.imc.tut.ac.jp/htdocs/
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CGIスクリプト: https://imc.tut.ac.jp/dav/example.imc.tut.ac.jp/cgi-bin/
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httpsコンテンツ(有効にしている場合): https://imc.tut.ac.jp/dav/example.imc.tut.ac.jp/ssldocs/
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- このドメインの管理者だけが,このフォルダにアクセスすることができます.認証に用いられるアカウント情報は,情報メディア基盤センターの演習用端末などを利用するためのアカウント名とパスワードです.
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ドメインの管理者は,設定インターフェースを通じて簡単に追加・削除できます.ですから,このウェブフォルダにアクセスすることを目的としたアカウント貸し借りは「絶対に」行わないでください.
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ドメインのユーザの個人ページは http://example.imc.tut.ac.jp/~username/ という URL で見れるようになります.なお,このページの実体は http://www.edu.imc.tut.ac.jp/~実ユーザ名/ であり,各ユーザの ~/public_html/ 以下のコンテンツです.
- ウェブフォルダのURLは,以下の通りです.
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ウェブサーバのアクセスログは,https://imc.tut.ac.jp/log/example.imc.tut.ac.jp/ で確認できます.
- このドメインの管理者だけが,このページにアクセスできます.
メールサーバ
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username@example.imc.tut.ac.jp というメールアドレスが利用できます.
- 実在するメールボックスにメールを転送することができます.
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学生と教職員は全員,情報メディア基盤センターの演習用メールサーバ(mail.edu.imc.tut.ac.jp)にメールボックスを持っています.ですから, username@example.imc.tut.ac.jp 宛に届いたメールを,このメールボックスに転送するように設定することにより,申し込んだドメイン宛のメールを受け取ることができます.
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- 別名(エイリアス)をつけることもできます
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実のところ, username@example.imc.tut.ac.jp に届いたメールは,任意のアドレスに転送するように設定できます.
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- 実在するメールボックスにメールを転送することができます.
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アドレスの登録については,ドメイン管理者の権限で設定インターフェースを通じて行います.
メーリングリストサーバ
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listname@example.imc.tut.ac.jp というメーリングリストが作れます.
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リストの作成およびメンバー登録については,ウェブインターフェース(例えば,http://lists.example.imc.tut.ac.jp/ )を使って行います.
DNSサーバ
- 以下の2つのサーバが example.imc.tut.ac.jp の DNS サーバとして設定されます.
- ns0.imc.tut.ac.jp (133.15.2.28)
- ns1.imc.tut.ac.jp (133.15.20.28)
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DNSサーバのゾーンファイルの管理は,ウェブフォルダ(WebDAV)経由で行います.正引きのゾーンファイルは,https://imc.tut.ac.jp/dns/example.imc.tut.ac.jp/forward-hosts に置いて頂きます.ファイルの記述形式は,BIND9 と同一です.ゾーンファイルを更新したら,設定インターフェースでファイルの再読み込みを指示してください.
構成
共通サーバで使用しているソフトウェアは以下の通りです.
- Debian GNU/Linux 9.9
- Apache 2.4.25
- Postfix 3.1.12
- Perl 5.24.1
- Perlの各種モジュールについては,適宜お問い合わせ下さい.
- Ruby 2.3.3
- Python 2.7.13, 3.5.3
- PHP 7.0.33
- PEAR(PHP Extension and Application Repository)はインストールされています.
- Smarty(PHP Template Engine)は,3.1.31 がインストールされています.
- BIND 9.8.4
- Mailman 2.1.15
なお,セキュリティ上の問題などが発生した場合,予告なくバージョンを更新することがあります.